2010年8月20日金曜日

[プロボノ日記] 幼稚園の先生にヒアリング

金曜日の会社の帰り道、浜松町のコーヒーショップで待ち合わせた幼稚園の副園長先生と第1回目のヒアリング。

メンバーで用意したヒアリングシートを元に、今までにCAPのサイトを利用したか、何がきっかけでCAPを導入するようになったかを質問。

同じ系列の小・中学校ですでに採用していたことが、CAPの導入の大きな理由だったため、想定していたこととはいえ、ヒアリングシートで事前に用意した質問からはあまり役立ちそうな情報は得られなかった。

そこで、今の青い空さんのホームページを紙に印刷したものを見せて、現在の掲載内容や、学校がCAPを導入したくなるためにどんな内容があったらよいかを質問。

話していて分かったのは、今はCAPが日本に浸透して、団体がたくさんあるけれど、逆にあり過ぎてどの団体にワークショップをお願いしたらいいのか分からないという悩み。

CAPのプログラムはどこも共通の内容を大元に持っているため、青い空さんのような長い実績のある団体は、そのことが他の団体との差別化につなげることができそう。

つまり、CAPの場合、もし何か起こっても、「それはあなたの落ち度だったんじゃない」と受容してくれる懐の広さがある。自分を責めない、正解が1つではないという考えが根底にあるのだ。

このような「受け止められる心地よさ」も、とくに傷ついた心にはありがたいものかもしれない。

先生は、CAPが他の防犯教室と異なる点も話してくださり、
地域の警察が行う防犯教室では、寸劇などで具体的な対策方法やノウハウの紹介にとどまるのに対し、CAPは精神的・哲学的な背景にあるのがよいそうだ。

掲載するテキストや画像などにも具体的なコメントをいただけたので、最終的に有益なヒアリングとなった。

これでメンバーにも報告できることがある! 

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