2010年7月21日水曜日

[プロボノ日記] NPO との初顔合わせ

火曜日に、NPO 側と初めての顔合わせとなるキックオフミーティングを開催。

今回、ウェブサイトのリニューアルを担当するのは、『NPO 法人青い空-子ども・人権・非暴力』という NPO 団体。

児童虐待やいじめなど、子どもに関わる残虐な事件が後を絶たない昨今、子どもに対する暴力を防ぐために様々なプログラムを実施している団体だ。

サービスグラント側からわがチームメンバー 6 名と事務局の入谷さん、そして青い空のメンバー 7 名の総勢 14 名が、NPO の事務所がある大山の事務所に集い、夜 8 時からのミーティング。

今後の進め方や担当者を確認。
事前にサービスグラントが行ってくれたヒアリングシートを元に、新たにアプローチしたい層や、ステークホルダー、次の段階のヒアリング先について情報を集める。

NPO の方々とのお付き合いで少し気をつけねばならないのが、距離感の取り方

まず、たいていがマンションの一室にある事務所など、個人宅を訪ねるような雰囲気の中で打ち合わせを重ねる。そうすると、ついオンとオフの境目が曖昧になっていき、相手に同調するようになってしまったり、流されてしまいがち。

また、NPO の方々はあまり飾らず、気さくな頑張り屋さんが多い(私の個人的な経験値です)ので、段々と身内に近くなって、元々 NPO サイドから求められていた、外部の視点を持てなくなってしまうこと。

私自身、「社会貢献のため」とか、「日本の社会が良くなるために」なんて大義をもっているわけでなく、もっと個人的な好奇心からプロボノをやっている。

そうであっても、プロボノで関わる以上、単にその NPO の活動に共感して支援するというだけではなく、むしろ全くの外部の者として、客観的な視点で気がついたところをサポートしていければいいのではないか。

この日も、危うく流れて行きそうなところで、
きちんとプロジェクトマネジャーが冷静に話を進行してくれた。

もちろん、お互いの相性はあるし、打ち解けあうことでスムーズに進めて行くこともできるんだけどね。

いや、これはいいことか、それとも問題点か?
ビジネスと一緒。慣れ合いだけではいい仕事はできない。
クライアントとは付かず、離れず。

これから、プロボノチームと NPO とで良いバランスを保ちながらプロジェクトを進めていきたいものです。

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