2010年7月1日木曜日

岡田監督のことば、逆転の発想

短期間でこれだけ世の評価がガラっと変わった人はそうはいない。

サッカー日本代表監督の岡田武史さんの昨年末のインタビューを改めて読んだ。
次々と溢れ出てくる、深い自省と経験に基づくことばの数々に胸を打たれた。

岡田監督が大切にしているのが次の6つのキーワード。
どれも、さまざまな試みや失敗の末に浮かび上がった、経験を凝縮したことばたち。

  • Enjoy
  • Our team
  • Do your best
  • Concentration
  • Improve
  • Communication

彼の話の中で、一番心に残ったのはこのくだり。

僕は「バーレーンに負けなかったら、どうなっていたんだろう」
「ウルグアイに負けなかったら、どうなっていたんだろう」といろいろなことを今思います。

そういうことが続いてくると、何か問題やピンチが起こった時に
「これはひょっとしたら何かまたいいことが来るんじゃないか」と勝手に思うようになるんです。

もうすぐ発表になりますが、今回もスケジュールで大変になることがまたあるんです。
それは確かに大変かもしれない。

でも、「ひょっとしたらこれでまた何か良いことが生まれるんじゃないか。
強くなるんじゃないか」とだんだん考えるようになってくるんです。

このとても前向きな、逆転の発想、
私も見習おうと思った。

強力なドリブルのように、それで前へ前へと進んで行けるから。

出典: Business Media 誠「岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは

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