サッカー日本代表監督の岡田武史さんの昨年末のインタビューを改めて読んだ。
次々と溢れ出てくる、深い自省と経験に基づくことばの数々に胸を打たれた。
岡田監督が大切にしているのが次の6つのキーワード。
どれも、さまざまな試みや失敗の末に浮かび上がった、経験を凝縮したことばたち。
- Enjoy
- Our team
- Do your best
- Concentration
- Improve
- Communication
彼の話の中で、一番心に残ったのはこのくだり。
僕は「バーレーンに負けなかったら、どうなっていたんだろう」
「ウルグアイに負けなかったら、どうなっていたんだろう」といろいろなことを今思います。
そういうことが続いてくると、何か問題やピンチが起こった時に
「これはひょっとしたら何かまたいいことが来るんじゃないか」と勝手に思うようになるんです。
もうすぐ発表になりますが、今回もスケジュールで大変になることがまたあるんです。
それは確かに大変かもしれない。
でも、「ひょっとしたらこれでまた何か良いことが生まれるんじゃないか。
強くなるんじゃないか」とだんだん考えるようになってくるんです。
このとても前向きな、逆転の発想、
私も見習おうと思った。
強力なドリブルのように、それで前へ前へと進んで行けるから。
出典: Business Media 誠「岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは」
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