今日は、リーダーとデザイナーとコピーライターと私。マーケッターは仕事のためお休み。そして NPO 青い空の皆さん。さらにサービスグラント事務局から 2 名と、今回も大所帯。 青い空の皆さんが用意してくれたおにぎりやちらし寿司、煮卵などのお総菜をいただきながらの打ち合わせ。
サイトの構成とともに、どのような原稿を書いてほしいのか、どんな写真素材が必要かなど、具体的なコンテンツ制作に関わる部分も確認する。さすが、仕事で経験を積んでいるデザイナーとコピーライター。
自分達では、もうこれ以上ないという準備の施しようだったし、昨日の「120 %の準備が自分を支える」ということばをつい思い出す。
しかし、青い空さん 側からいろいろと質問を受け、思いがけない要望も上がってきた。
今まで、青い空さんのおもな活動内容は CAP で、今回のサイトのおもなコンテンツも CAP をメインの内容に据えて構成やコンテンツを練っていた。それが、その他の活動内容のセルフディフェンスとデート DV も同じ重み付けをしたいという声があったのだ。
そうなると、サイトの構成が変わり、1 番上位の階層に新たに 2 つの項目が追加されることになる。ウェブサイトで言えば、グランドメニュー (よくサイトの 1 番上や左側に並んでいるメニュー)に変更が生じることになる。
影響はサイトの構成だけではない。
主題が多様化すれば、サイトで訴えたいメッセージが変わり、デザインもコピーも変わってくる。
もちろん、NPO 側でどうしても必要な内容であれば追加する。
ただ、あまり多様化しすぎても主張が薄まってしまって、サイトを訪れた人に何を訴えたいのか伝わりにくくなるリスクもある。サイトの持つ訴求力を考えると、むやみに核となる部分を広げすぎない方がいいと、デザイナーとコピーライター担当からはアドバイスをしておいた。
ふと先日参加した css nite で、株式会社ワンパクの阿部 淳也さんが話していた、関係者巻き込み型の要件定義を思い出す。制作の上流から発注者も巻き込み、一緒に作業をしていくことで、発注者側にも当時者意識が芽生え、常にお互いに同意の上で制作を進めていくので、作業の手戻りのリスクが確実に減るらしい。
いつも一緒に作業を進められたら、実現できるし、これは関係者全体が無駄なく、同じベクトルに向かって行けるいい案だ。
でも、逆に離れて作業することを嘆くだけの必要もない。発注者と距離を取れていると、相手の意見に同調することなく、客観的にプロジェクトを見ることができる。そうした期間にアイデアを熟させて、練ったものを発注者とシェアすればいい。
でも、逆に離れて作業することを嘆くだけの必要もない。発注者と距離を取れていると、相手の意見に同調することなく、客観的にプロジェクトを見ることができる。そうした期間にアイデアを熟させて、練ったものを発注者とシェアすればいい。
…と少し脱線したが、
最後にサプライズとして、デザイナーが作成したデザイン案 2 種類を公開。
デザイナーが作成したデザイン案を2種類を紹介すると、少し議論が行き詰まりかけていた雰囲気の中でふわっと歓声があがる。
最終的に目指す形を具体的なイメージで提示できるのは心強い。
最終的に目指す形を具体的なイメージで提示できるのは心強い。
お互いに理解が足りない部分があったり、まだ不明確なままの部分があっても、「最終的に目指していくものはこれなんです」とゴールが見えると、そのゴールに到達するためなら、今の議論も悩みもなんとかしよう、と意欲が湧いてくるのだ。
お互いに意見や質問を十分に交換し合うと、あっという間に10時半。
お互いに意見や質問を十分に交換し合うと、あっという間に10時半。
外では強い風がピューピュー吹いている。
さて、この提案を踏まえて、どんなフィードバックを NPO サイドからいただけるのか楽しみにしていよう。
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