今日から新メンバーとして、カメラマンの今井さんが援軍に加わる。
彼もイギリス留学経験者で、イギリスネタを共有できる人が増えるのがまた嬉しい。
まず、NPO さんから届いた原稿を 1 つずつページと付き合わせる。
先方も朝の 5 時まで作業をしていたり、やる気満々。ところがいざ受け取った原稿の内容を見てみると、こちらが想定していたものと違っている。
「これはこっちのページに入れたらいいんじゃない」
「あれっ、この内容じゃあ、こっちでイメージしているものと違うよねえ」
ワイヤーフレームやサイトマップで意識合わせをしたはずが、こちらの意図と微妙にずれた内容や、先方が提案した案と異なるものまである。今回はそこまで大規模なウェブサイトを作るわけでもないのに、こんなに原稿内容の確認に注意が必要とは想定外。
今回は時間も限られているので、先方に確認するのを待つより、一旦こちらで作成したものを提出して検討することにする。
やはり難関は子ども用ページ。
1 ページだけ作ることになっているのだが、原稿を見るとクイズ形式(?)、ゲームのような動き(?)とも捉えられるような箇所まである。これには一同揃って唸ってしまう。
「あれだけ説明して話したのに、結局また元に戻っちゃってるよ」
「どうしても子どもが使うウェブサイトを作るって考えが染み付いているんだね」
意思の疎通とはなかなか難しいものだ。
最近はメールやインターネット電話が便利に使えるようになって、遠隔地の拠点同士で一緒に仕事をするケースも増えたけど、わたしたちのプロジェクトも、もし月に数回でも顔を合わせる打ち合わせがなかったら、どうなっていたんだろうと考える。
最後に、いつもと同様に今後の作業の流れとスケジュールを確認(左はスケジュール管理表)。
いよいよプロジェクトの最終段階にさしかかって、ついに私の作業も始まってしまう。
「ああ〜、ついに…」というのが正直なところで、「 やっと自分の出番が来たぜ!」という前向きな思いとは少し違った。ここまでスケジュールに遅れずにやってこれたので、私のせいで遅れが生じないよう頑張らなくては。
今日はミーティングを早めに終えて、久々にメンバーで飲んで帰る。
本当は新しいメンバーを囲んだ会になるはずが、残念ながら彼は用事があって抜けてしまったので、なじみのメンバーでの会。少しずつ、気が付かないうちにチームらしさが増していく。
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