今日は 1 ヶ月ぶりに、大山の青い空さんの事務所を訪ねて、基礎クリエイティブ提案を実施。
デザイナーが作成したデザイン案を見せ、コピーライターは作成したコピーや原稿について説明する。
さらに、今までに NPO さんからいただいた原稿に関する意見交換や質疑応答、逆に NPO さんの方で不明確・困っている点について回答していく。
いつもはうちのチームの進行役はプロジェクトマネジャーの役割。
でも今日の主役は、デザイナーとコピーライターだ。
さすが、二人とも日頃から行っている業務だけに、提案内容も話の進め方もしっかりしていて(当たり前だけど)、傍らにいる私は落ち着いて聞いていられる。
この部分はプロボノで最も大切なところではないか。
もし、他のメンバーのスキルがあやふやなことが分かると、メンバー間の信頼関係や役割分担もぐらついてしまう。
しっかりと今まで仕事をしてきた人だからこそ、安心して分担を任せることができるし、その確立された仕事ぶりからこちらも学ぶことがある。そこが学生のサークル活動やボランティアとは格段に違うところだ。
ふと提案を聞きながら、自分が日々おこなっている業務と比べてしまう。
今の職場では自分の役割がどんどん限られていき、このように 1 から何かを作る機会はほとんどなくなっていた。毎日、いろいろな部署から寄せられるリクエストに基づいて、ウェブを更新したり、新しいコンテンツを作るために、ベンダーに作業を依頼し、全体のスケジュールや調整役に徹する。
自分で手を動かしてページを作ることもあるけれど、業務のほとんどがディレクション。
しかも、最近は打ち合わせに出ることもほとんどなく、出ても、進行役に任せて、たまに質問したり答えたりするぐらい。
もちろん、それだってここまで慣れるのに時間も手間もかかったけれど、今回のプロボノプロジェクトのように、全く新しいものを作り上げていくことに比べれば、ずっと楽なことに思えた。
ただこなすだけの仕事
…このご時世、仕事があるだけいいことかもしれないけれども、なんだかそれがずっと続いていては物足りなさを感じてしまう。
次々と上がってくる NPO 側の質問に一生懸命答える二人の横顔を見ながら、またもや「自分ももっとがんばらなくっちゃ」と少し焦りも混じった思いが込み上げてきた。
2010年12月2日木曜日
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