前回のミーティングから少しバタバタしてしまって、しばらくチーム内のメールのやりとりにも返信ができない日々が続いてしまった(長く感じたけれども、じつは1週間も経っていなかった…)。
デザインに関して、NPO 側から回答があった。
継続して話題になっているのは、NPO のイメージキャラクター画像の掲載について。
NPO 側としては、今まで長らく親しんできたキャラクターをいろいろ活用したい様子。
キャラクターをワンポイント的に使う分には問題ないが、あまりにも沢山サイト上に露出させると、どうしてもポップで子どもっぽくなってしまうことをメンバーで危惧。
キャラクターをワンポイント的に使う分には問題ないが、あまりにも沢山サイト上に露出させると、どうしてもポップで子どもっぽくなってしまうことをメンバーで危惧。
「イメージキャラクターのファンサイトを作るのが目的ではない」というメンバーの声もあがってくる。
私も、ウェブサイトへのキャラクターの掲載については警戒はしていたけど、改めて考え直してみると、今のデザイン案通り、あるいはそれ以上に増やしてもあまり違和感はないように思えた。もちろん、これは個人的な好みや女性的な傾向なのかもしれないけれど。
今回リニューアルしようとしているウェブサイトには、大きく分けて5つの問題が見受けられた。
- ターゲッティングの問題
→サイトの対象者が不明で、的確な内容が掲載されていない - デザインの問題
→素人っぽく、趣味サークルに見えてしまう、信頼感が得られない - ウェブデザイン・設計の問題
→ナビゲーションに一貫性がない等、ユーザにフレンドリーでない - 掲載内容の問題
→コンテンツが整理されていない、必要なコンテンツがない - 情報更新の問題
→コンテンツが古いままで、更新されていない。
これらの問題点を改善するために、きちんと考えられたマーケティングやプランニング、デザインがされていれば、極端な話、キャラクター画像の掲載やその頻度もそこまでウェブサイトに深刻な影響を与えないかな、とも思えてきたのだ。
最後の「情報更新」は今後の課題だけど、これまでの制作過程からしても、残りはほぼ解決の目処がたっている。それで土台がきちんとしていれば、多少何を持ってきてもサイトの価値や方向性は揺らがないんじゃと。
それとは別に、この NPO が持つ独特の温かさ、やわらかさを表現してあげたかった。
もちろん、「やわらかいイメージ」=「キャラクターを使う」ではないし、イメージを出すのはデザインだけでなく、写真やコピーや掲載内容全てで表現することになるだろう。
ふとウェブデザインを根本のところから考えてしまった。
意見は分かれそうだけど。
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